こんにちは。逆転のWEBコンサル「アフロ」です。
被リンク獲得は、WEBサイトの集客において最も重要な要素の一つです。
なぜならば単純にサイトへの導線が増えるから。そしてSEOで大きな効果を発揮するからです。
たしかに、質の高いコンテンツをたくさん作り、Googleの検索エンジンからの評価を高めることが、現在のSEO対策の主流となっています。
ただ、「人工リンクはダメだ」「被リンク施策はダメだ」というSEOコンサルが多くいるのですが、それは間違いです。
Googleは「低品質なリンク」に対してペナルティを加えているだけで、「良質な被リンク」は今も正当に評価しています。
そして、被リンクはSEOにおける最大の差別化要素となります。
私も何度も経験しているのですが、
特に記事コンテンツは、どれだけ良質なものを作って検索順位を上げても、簡単にコピーされてしまい、パクり記事に抜かれるんですよね。
でも、被リンクはコピーされないんですよ。
だから良質な被リンクを獲得するのが一番の差別化要素になるし、それができると長期にわたって検索順位が安定します。
そして、多くの場合、良質な被リンクを獲得すると検索順位が一気に上昇します。
【私が運営する別ブログ】
今の時代にSEOで圧倒的に勝ちたいなら、良質な被リンクを多く獲得することが必須です。
SEOにおいて被リンク獲得は絶対に避けて通れません。
本記事では、クライアントも含めると20以上のWEBサイトを構築・運営し、上場企業へのサイト売却経験もある私が取り組んできた、被リンクの獲得方法をすべて公開します。
普段は私が企業から数十万円頂いてコンサルティングしている内容を、すべて無料でお教えします。
それぞれの方法がどういうサイトやプレーヤーに適しているのかと合わせて説明しているので、きっとお役に立つと思います。
この被リンク獲得ノウハウを使い、あなたのサイトの検索順位を爆上げさせてください。
※この記事の感想をご自身のブログで書いてくれた方は、私のTwitterアカウントで拡散させて頂きます。TwitterのDMでご連絡ください。

目次
①自治体サイトの被リンク獲得

まず何と言ってもおすすめなのは、自治体のサイトから被リンクをもらうことです。
自治体ドメインや関連サイトは、Googleからも信頼性を高く評価されています。
そのため、自治体サイトから被リンクをもらえると、SEOに大きく効果があります。
地方自治体によりますが、
- 市役所サイト
- 商工会議所サイト
- 地域の協会のサイト
の3つのサイトはリンクを設置してもらえる場合があります。
市役所サイト
上記の3つのサイトの中で、被リンクを得るのが一番難しいのは市役所サイトです。
市役所サイトは、そもそもリンクを設置する手段がなかったり、基準が厳しいことが多いです。
ただ、中には下記の掛川市のようにリンクページに掲載してもらえる市があります。
【掛川市役所】
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/site/linknituite.html
商工会議所サイト
市役所サイトにも設けられている場合がありますが、商工会議所サイトは、その地域の会社やサービスを紹介する特集ページを設けている場合が多いです。
下記は東京都商工会議所のサイトの例ですが、多くの商工会議所のサイトでこのようなページが設けられています。
【東京都商工会議所】
https://www.tokyo-cci.or.jp/shachonet/about/
おもしろいのは、商工会議所の会員になっていれば、企業だけでなく個人(個人事業主)でも掲載できる場合が多い点です。
実際、私が運営する別の個人ブログも、商工会議所のサイトにリンクを掲載してから検索順位が大きく伸びました。
商工会議所によっては、個人のブログでもその内容次第でリンクを掲載してもらえます。
個人ブロガーの方は、お住まいの商工会議所サイトをぜひチェックしてみてください。
協会サイト
これは主に観光業や飲食業に多いのですが、業種によっては地域の協会サイトがあります。
下記のような地域の観光協会のサイトなどです。
【伊豆市観光協会】
https://www.izushi.info/
地域の協会サイトに登録していない業者は意外と多いですが、協会サイトからの被リンクはSEOに効果的です。
申し込めば100%リンクを設置してもらえる場合がほとんどなので、必ずやりましょう。
事例
私が実施した自治体サイトからの被リンク施策の事例を紹介します。
私のクライアントに大手の塾があるのですが、教室を展開している地域の商工会議所にすべて会員登録し、街の事業者の紹介ページにリンクを設置してもらいました。
もちろん、市役所や区役所のサイトにも可能なエリアは実施しました。
その結果、50以上の被リンクを獲得し、検索順位は軒並み上昇しました。
自治体のサイトから被リンクをもらうのは、特にローカルビジネスを展開している事業者には効果的な施策です。
ぜひやってみてください。
②取引先から被リンク獲得

取引先に依頼して、取引先のサイトにリンクを設置してもらうのもSEOに効果的です。
なぜなら、自社の取引先の会社は必然的に同業界か関連業界であることが多いため、取引先のサイトは自分たちが狙っているカテゴリやKWにおいて、Googleから評価されている場合が多いからです。
例えば、結婚式場なら取引先は、
- ウェディングドレス
- お花
- 引き出物
- カメラマン
- ウェディングムービー
といった業者になるため、そういったところのサイトから被リンクをもらえると、Googleからも「結婚式場」関連のKWでの評価が上がりやすくなるわけです。
「業界の中でまったくリンクされていない会社」
「業界の中でたくさんリンクされている会社」
この二つのサイトがあった場合、後者の方が良い会社(サイト)であると判断されるのは当然ですよね。
見方を変えると、事業会社は業界における実績やネットワークという強みがあるため、WEBメディアを立ち上げると非常に成功しやすいのです。
だから、事業会社こそWEBメディアを立ち上げるべきです。
また、ゼロからWEBメディアを立ち上げるなら、オフラインの事業も一緒に立ち上げた方が成功しやすいです。
話は少し逸れましたが、いずれにせよ取引先には積極的にリンクを置いてもらえるように依頼しましょう。
そうすることで、自社のカテゴリにおけるインターネットの中でのポジションやGoogleの検索順位は、自然と上昇します。
③大学から被リンク獲得

実は多くの種類のドメインの中でも、特にSEOにおいて強力なのが大学ドメイン(ac.jp)です。
Googleは大学をE-A-T(専門性・権威性・信頼性)の面で非常に評価しているので、そこから被リンクをもらえると検索順位も非常に上がりやすいのです。
とはいえ、大学からリンクをもらうなど中々難しいと思われるかもしれません。
ただ、さすがに個人ブロガーだと難しいですが、企業の場合はいくつかやり方があります。
某語学学校の事例
例えば、私のクライアントの語学学校は、各大学に営業をかけて大学に留学プログラムを提供しています。
今までは営業が成功しても、その大学で留学プログラムが作られて「はい、営業終了」だったのですが、
大学のサイトで「●●留学プログラムを開始します」というリリースを出してほしいと、大学に依頼するように徹底するようにしました。
そこで自社の簡単な紹介とリンクを掲載してもらうのです。
それによって、大学ドメインからの被リンクを次々に獲得することができました。
その結果、カテゴリKWの検索順位が圏外から3位まで上がりました。
大学との接点の持ち方
これも私のクライアントの事例ですが、
自社の事業に関連する大学の学部やゼミに対して、フィールドワークの場を提供したり、共同の研究・プロジェクトに取り組むことで、被リンクを得ている会社もあります。
こうした活動をゼミや研究室のページにアップしてもらい、そこに会社の簡単な紹介とサイトのリンクを設置してもらうのです。
あとは、
- ゼミと提携したインターンプログラム
- 大学のキャリアセンターでの求人公募
- 大学(大学生)主催のイベントへの協賛
などの取り組みも、やり方と大学次第ではありますが、うまくいけば大学ドメインから被リンクをもらえる可能性があります。
大学のゼミや研究室のサイトは、独自ドメインの場合でも大学からリンクされていることが多いです。
なので、独自ドメインのゼミや研究室のサイトからリンクをもらえると、一つ挟んで間接的に大学ドメインから被リンクをもらえることになります。
それでも十分SEOに効果的です。
大学からの被リンクはめったにもらえないからこそ、SEOにおける競合との圧倒的な差別化になります。
たしかに難易度は高いですが、専門学校などは被リンクをもらうハードルが低いです。
意外とやり方はあるので、ここで紹介したアプローチを実践したり、他の切り口を模索してみてください。
④監修やライターはサイトを持っている人に依頼する

私がメディアの立ち上げや運営をする場合、監修やライターはできるだけ自分のサイトやブログを持っている人に依頼するようにしています。
そして彼らに、自分のブログやサイトにリンクを設置してもらうようにお願いします。
YMYL領域のサイトで監修者やライターを選ぶポイント
特に、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)が重要な「YMYL領域」のメディアの場合は、専門家に監修やライティングを依頼することが重要です。
これはSEO対策のためだけでなく、内容の正確性を担保する上でも重要になります。
※YMYLとは「Your money Your life」の略で金融や健康領域を意味する。
実際、特に健康領域ではどれだけ良質なコンテンツを作っても一般メディアの検索順位は上がりにくくなっています。
しかし、専門家の監修をつけ、専門家のサイトから被リンクをもらうと改善する傾向にあります。
そのため、例えば健康系のサイトならば、「自分のブログを持っている栄養士」や「開業していてクリニックのサイトがある医師」に監修してもらい、クリニックのサイトからリンクをもらう等の取り組みが重要になります。
通常のサイトで監修者やライターを選ぶポイント
YMYL領域でない普通のメディアの場合も、理想を言うならば、
- 自分でブログを持っていてリンクを貼ってくれる
- フォロワーが多くて拡散力がある
- ライティングスキルがある
という3つの要素を満たすライターに依頼するのがベストです。
もちろん、これらの要素を満たす第三者に監修やライティングを依頼すると、どうしてもコストは高くなりがちです。
でも、それ以上に被リンクや流入を得る効果の方が今は大きいです。
そのため、今後WEBメディアを成功させるためには、
「プロフェッショナルやインフルエンサーとの人脈を築く」
「そういう人脈を持っているプレーヤーと組む」
のどちらかが必要になってきています。
私が、自分のSNSアカウントのフォロワーを増やし、メディアを運営し、ネットワークづくりに力を入れているのは、その3つでWEBコンサルの価値が今後は決まるからです。
そして、日本でこのすべてに取り組んでいるWEBのプレーヤーはまだ10人もいません。
雇用・外注を問わず、企業はこういう人材に任せることが、WEBメディアの被リンク獲得と事業成長のポイントになります。
⑤SNSでバズらせる

これは私の得意な手法ですが、SNSでバズらせると被リンクを一気に獲得できます。
どういうことかというと、
SNSでバズる
↓
はてなブックマークやNewsPicksでコメントとリンクがつく
↓
さらにバズる
↓
まとめサイトでリンクがつく
↓
もっとバズる
↓
個人ブロガーが感想記事を書いてくれる
という流れによって、流入だけでなく被リンクもどんどん増えていくんです。
ちなみにアフログは、開始1週間で20以上のドメインから被リンクを獲得しました。
最初の2記事をバズらせることができたからです。
ブログリリース初日にリアルタイムアクセス数が80を超えました。
じきにSEOでも上位に定着するでしょう。
時間は有限です。会社員や子育てクラスタは特に時間がない。
それでも成功するため、「まず100記事書け」という旧型インフルエンサーの声は無視し、少ない記事数でアクセスを伸ばしましょう。 pic.twitter.com/ttq9SeScdw
— アフロ / 逆転のWEBコンサル (@afro_three) May 3, 2019
そのおかげで、立ち上げからすぐに多くのKWで検索順位が上昇し始めました。
これからの時代は、単純に初動のアクセスを稼ぐ上でも、被リンクを獲得して検索順位を押し上げる上でも、
「本当にユーザーの心を動かすコンテンツ」
を作ってバズらせることが重要になります。
そして、WEBの世界はそういうことができる人材やチームが勝つ時代になっています。
⑥感想記事を書いてもらう

自分のサイトや記事に対して、個人ブロガーがリンク付きで感想記事を書いてくれると、それも被リンク資産となります。
そのため、感想記事を書いてもらうための施策や仕組み作りも、被リンク獲得には大切です。
具体的な方法を二つ紹介します。
インフルエンサーを巻き込む
個人ブロガーに感想記事を書いてもらうことで、被リンクを増やすには、SNSのフォロワー数が多いと有利になります。
なぜなら、インフルエンサーの記事や活動に対するポジティブな感想記事を書くと、本人に拡散してもらうことができるからです。
第三者のポジティブな感想は、インフルエンサーにとって良い宣伝になるので、喜んで拡散する場合が多いです。
アフログがよく感想記事を書いてもらえるのも、フォロワー数の多い私が積極的にそれを拡散するからです。
だから、感想記事と被リンクを増やすためには、
「運営者がインフルエンサーになる」
「インフルエンサーにライターになってもらう」
「インフルエンサーと対談やインタビューをする」
などが有効です。
運営者がインフルエンサーになるのは一つの理想ですが、ライティングやインタビューなどでインフルエンサーをうまく巻き込む形でも全然良いと思います。
それで成功しているWEBメディアはたくさんあります。
ただ、いずれにせよ、今の時代はSNS上で影響力を発揮することがSEOにも効果をもたらすようになっています。
プレゼントキャンペーン
「プレゼントキャンペーン」も被リンク獲得に有効です。
これは、商品の感想記事を書いてくれるブロガーを募って商品をプレゼントし、感想記事と被リンクを獲得する方法です。
ただ、これはリンクの売買に近く、限りなく黒に近いグレーな手法だと言われています。
そのため、もし実施する場合は、できるだけ自然な形でやることをおすすめします。
例えば、SNSでプレゼントキャンペーンを告知し、応募者のプロフィールを見て、ブログやYouTubeチャンネルを運営している人を優先的に当選者に選ぶといった形です。
こうすれば、全員が書いてくれるわけではありませんが、感想記事と被リンクの数は普通にやるよりも増えやすくなります。
⑦他のWEBメディアに積極的に出る

他のメディアに積極的に露出するのも被リンクの獲得に有効です。
これは主に「他のメディアへの寄稿」と「積極的なPR活動」の2つの方法があります。
他のメディアに寄稿する
多くのWEBメディアが寄稿してくれるライターを募集しているので、そこに寄稿すると被リンクを獲得できます。
自分のメディアを持っている人は、自分のメディアにコンテンツを蓄積することを優先し、外部への寄稿を嫌がる人が多いです。
しかし、場合によってはドメインパワーの強いメディアから被リンクを獲得できるので、決して悪い話ではありません。
実際、アフログを成長させるために、私も今いろんなメディアに寄稿しています。
ただし、WEBメディアの中には、寄稿者やライターのSNSリンクやブログへのリンクを設置できない場合もあるので、そこは必ず確認しましょう。
積極的なPR活動
事業オーナーやWEBメディアの編集長は、被リンク獲得を意識しながらPR活動に取り組みましょう。
そうすると、被リンクが増えてサイトの検索順位が上がります。
例えば、
- 積極的に取材を受ける
- インタビューに答える
- 外部のメディアに対談企画を持ち込む
- 話題になるイベントを開く
などが挙げられます。
どちらかというと、SEO対策というよりも広報的な要素が強い動き方になります。
ただ、こうやって外部に積極的に露出し、「リンク付きでうちのメディアの紹介も載せてくださいね」と一言添えると、被リンクを獲得することができます。
そのため、事業オーナー、メディアの運営者、編集長は、PR力が高い人を起用するのがおすすめです。
社内にそういう人がおらず、自社採用が難しい場合は、『特命編集長』や『アンバサダー』のようなポジションを設け、外部人材を起用してもいいと思います。
⑧取材記事を書いてサイト内でリリースを出してもらう
企業が新聞雑誌や大手メディアに掲載されると
『●●新聞に掲載されました』
というリリースを自社サイトで出すのを見たことがある人は多いと思います。
飲食店、芸能人、スポーツ選手の公式サイトでもよく見かけますね。
これと同じことをWEBメディアでも実現すれば、被リンクを得られます。
例えば、ゼクシイであれば、結婚式関連のサービス事業者に取材させてもらって記事を書くと、その事業者のサイトでそのことをリリースに出してもらい、被リンクを得るというわけです。
正直、大手企業のメディアや有名なサイトの方が、実行しやすい施策ではあります。
要は、そのメディアに掲載されたことが企業の自慢や宣伝になるからこそ、わざわざサイトでリリースを出すわけです。
ただ、弱小メディアでも、依頼すれば対応してくれる会社はけっこうあるので、とにかく片っ端から依頼しましょう。
一度断られても、サイトの認知度や検索順位が上がってから再度依頼すると、OKが出る場合も多いです。
粘り強くやっていきましょう。
⑨メールやDMでお願いする

難関KWの検索順位で上位にいるサイトは、地道にたくさんのサイトの問い合わせ窓口からメッセージを送り、紹介リンクの設置を依頼するという作業を実は行なっています。
私もよくやるからわかるのですが、どんなに頑張ってメール文を考えたり、必死に相手のメリットを提示しても、基本的には無視されます。
でも、それはしかたありません。
それでも何百通というメールを送り、私は被リンクを獲得していました。
こういう地道な努力が競合との差別化につながります。
⑩最新情報をいち早く発信する

どんな業界でもそうなのですが、最新情報をいち早く発信すると、引用される機会が増えやすくなります。
それによって被リンクも得やすくなりますが、
何より最初情報をいち早く発信すると、「業界の第一人者感」が出てユーザーの中で権威性が増します。
特に変化の早い、政治、金融、テクノロジー、エンタメなどの領域ではそれが顕著です。
そういった領域の人たちは、素早く最新情報を発信する仕組みや習慣をつくっていきましょう。
⑪翻訳記事を書く

日本人は英語が苦手な人が多いので、みんな原文を読まずにすぐに翻訳に頼るんですよね。
そのため、海外の情報が重要な領域では、翻訳記事を書くと引用される機会が増えて被リンクも増えます。
例えば、仮想通貨のメディアはこれをすると被リンクが獲得しやすくなります。
なぜなら、最新の開発情報や有名人の発言などはすべて海外で出てくるし、英語が多いからです。
そしてそういう情報によってコインの価格が上下するので、翻訳するとみんな一生懸命引用したり、読んでくれたりします。
「翻訳」という簡単な作業によって被リンクを得られるという、日本ならではの施策かもしれません。
⑫データやアンケートをまとめる

データやアンケートをまとめたり、分析して考察記事を書いたりすると、引用されて被リンクがつきやすくなります。
ちなみにこのデータというのは、必ずしも行政や大規模な調査によるデータである必要はありません。
自社で調査やアンケート結果をまとめた場合も、引用されて被リンクがつきます。
例えば、自社のサービスのユーザーに対してアンケートを実施したり、自社のデータを分析して記事を出した場合も、引用されて被リンクがつきやすくなります。
特におすすめなのが、下記のワコールの事例のように、ただ調査して自社サイトに記事をアップするだけでなく、プレスリリースも出すことです。

そうすると、そのデータや分析結果が話題になり、多くのサイトで引用されて被リンクがつくので大変おすすめです。
健康、キャリア、恋愛、結婚、子育て、お金といった領域の会社は、いくらでもおもしろいアンケートやデータ分析を実施し、記事にできると思います。
ぜひ、プレスリリースと合わせてやってみてください。
⑬著名人へのインタビュー

著名人へのインタビュー記事は、実はアクセスを稼ぐだけでなく被リンクを獲得する上でも有効です。
なぜなら、有名人の言葉というのは多くの人に引用されるので、自然と被リンクもつきやすくなるからです。
ちなみにこの「有名人」とは、必ずしも世間一般で有名である必要はありません。
たとえ一般的に有名でなくても、インタビューのテーマにおいて知名度や人気がある人なら、ターゲット層への影響力があり、引用や被リンクもされやすくなります。
⑭経験や体験を記事にする

これは個人ブロガーが特に相性の良い方法ですが、個人の経験や体験を記事にすると、引用されて被リンクもつきやすくなります。
なぜなら、個人の経験や体験は「一次情報」だからです。
一次情報は「生の情報」なので、法人メディアからよく引用されます。
また、それを参考にした個人ブロガーが自身のブログで言及してくれる場合も多いです。
そして私がおすすめするのは、自分で写真をどんどん撮影してブログに載せることです。
化粧、ダイエット、旅行、飲食、エンタメなどがテーマのブログの場合、
「参照リンクがあれば引用可能です」
と記載しておくと、画像が引用されて被リンクが増えやすくなります。
それによってGoogleの評価も上がり、検索順位が上昇しやすくなります。
ぜひやってみてください。
⑮広告で露出を増やす

最後の手法は広告です。
そもそも人目に触れて認知されないと、誰かにリンクを置いてもらえることはありません。
露出量と被リンク数には明確に相関関係が存在します。
そのため予算が十分にある会社の場合、SNS・ディスプレイ・リスティングなどの中で相性の良い媒体に広告を出し、露出を増やすことを私はおすすめしています。
ちなみにこの文脈でいうと、やはりTVCMも被リンク獲得という点でも効果を発揮します。
ポイントとしては、サービス名を連呼したり強く打ち出しているCMだと、指名検索も被リンクも増えやすくなります。
私が知っている事例だと、光回線の「NURO」はそれで成功したと聞いています。
TVからデジタルまで、すべてのマーケティングに責任を持つ大手広告代理店の営業マンや、事業会社のマーケティングのトップは、このようにTVとSEOをうまく連動させると相乗効果が働くことを、頭の片隅に置いておくとよいと思います。
まとめ
世の中の代理店・制作会社・WEBコンサルは、たくさんの記事作成を提案して受注するのが一番簡単に儲かるため、どうしてもそればかり提案しがちになります。
ブロガーもとりあえず記事を書くのが一番簡単に目先のアクセス数を増やせるし、「努力した感」も得られるので、そちらに流れがちです。
しかし、私はたくさんのサイトやメディアを運営してきた経験でいうと、その予算やリソースをもっと被リンク獲得に費やした方が、SEOには絶対に効果的です。
その方が確実にサイトが成長していきます。
ぜひ、この記事でご紹介した手法を実践し、「コンテンツ制作」と「被リンク獲得」の両輪を回してSEOで圧勝してください。
「自社ではなかなか難しい」
「今依頼しているやコンサルや制作会社はそんなことやってくれない」
という企業は、以下の問い合わせページから私にご相談ください。
ツイッターのDMで気軽にご相談いただいても大丈夫です。
みなさんのサイトの検索順位が上昇し、大きく成功することを祈っています。
※ツイッターでWEBの集客やマーケティングについて発信しています。ぜひフォローしてください。